iPAQ rx4240で私が目指したかったのはiPhone???

  • 当初、rx4240を買ってまずやりたかったのはスケジュール管理。これはパソコンのOutlookのスケジュールと同期させたので、パソコンでもPocket PCでもどちらからでもスケジュールがアップデートできるようになった。満足。
  • iPAQ rx4240でいいところ。いつも持ち歩いても苦にならないサイズと重さ。ケータイとどっこいどっこい。今どきのドコモのおサイフケータイよりは薄い。
  • rx4240でビデオ再生。TV番組や、ミュージックビデオ、映画などを暇つぶし的に見たい。つぶす暇は、実はあんまりないんですけどw Windows Mobile 5.0のWindows Media Player 10は、いまのところ期待はずれ。自作WMVでの再生確率が低い。これは、TCPMPを入れることで解決。
  • rx4240で音楽再生。これもパソコンのWindows XPWindows Media Player 10では、曲の管理などの使い勝手がちょっと不満。同期の仕組みは、SDカード(mini SD)でもUSB接続時でもどちらでもできるので、これはまあまあかな。
  • どこでもメール、どこでもウェブブラウジング。自宅内では無線LANでいつでもできる。外では、ケータイのBluetooth経由で(パケット代はかかるが)ウェブ、メールどちらも可。実はWi-Fiスポットローミング日本通信のサービス)が付いているのに、まだ未インストール。(^_^;
  • 安い電話。Skypeをインストールしたので、Wi-Fi接続時はSkype同士は無料。SkypeOutも300円ぐらいクレジットがあるので、ケータイ・固定電話への発信は格安発信。受けもSkypeIn登録。
  • SMS。Skypeで登録済み。ケータイへもSkypeでSMSを発信できる。

ということで、ここ一週間のrx4240の使い勝手をまとめてみましたが、ケータイとの併用・同時使用が前提なので、かなり便利にモバイルできています。スマートフォンだと、電池切れは致命的ですけど、両方使うのが前提ならそんなに問題なし。

で、改めて先日の日曜日に、iPhoneを発表するMacWorldのスティーブ・ジョブズの基調講演をストリーミングで見たんですけど、2時間たっぷりかかってそれをみた感想は、「オレがrx4240でやりたかったことが全部同じように実現されてるじゃん!! くやしー」。

私は、当然いまあるテクノロジーを自分で選択して試してみているわけですが、iPhoneは、それらを全部統括して、iPhoneという形にして、すばらしいUIを作って一体化した。製品として完成度が高いといえるでしょう。

しかも、極めて異なることは、Music VideoやMovieをiTunes Storeで買う、通信回線もコミコミと、コンテンツ商売と密接に連動していること。これが一番大切で、日本のケータイはかなり進んでいるはずですが、お仕着せすぎちゃって、iPhone的な自由さはないですな。

まあ、iPhoneは日本にはしばらくこないので影響はないでしょうけど。

しかし、アップルにできて、なぜたんまりお金のあるはずのマイクロソフトにできないのでしょうか。日本ではあまりにプアすぎる事情もあるから、アメリカでのサービス事情を考慮すると同等なのかしら。とてもそうは思えない。
コンシューマ向けのiPhoneに対抗するのは同じコンシューマ向けのZuneですけど、ビジネス向けのWindows Mobileと分けて考える必要もあるかもしれないが、話題作りのうまさは見習うべきでは?>マイクロソフトさん


PS.
それとrx4240は、意外にも布団に潜ってからメールとかウェブとか見たりするのが楽チンで便利でした。